修了生インタビュー

  • 1年履修
岩﨑 香織さん

2022年3月 専門職大学院 福祉マネジメント研究科 修了 
医療法人篤仁会 勤務

転換期にある精神科医療
大学院での学びを通し 問題解決の糸口を探る

精神科医療機関で精神保健福祉士として働いて 15 年が経ち、後輩の育成や業務のマネジメントをする機会も増えました。ここで少し立ち止まり、実践を振り返る時間が必要だと感じて専門職大学院に進学。この職種特有のジレンマや葛藤は、バーンアウトや離職の要因となり、専門職としての成長や人材育成に関わる課題です。解決の糸口は、職員が同じ価値観や連帯感を持って協働することにあるのではと考え、研究テーマに設定。社会情勢や世論などに大きく影響されるソーシャルワーク実践は、今まさに転換期にあると感じます。現在の価値観や方法論が可変的なものであることを心に留め、大学院での学びをふまえて今後もしなやかな実践を重ねていきたいです。

田中 理咲子さん

※掲載内容は取材当時のものです。

学問と仕事を両立する工夫
仕事前に勉強時間を確保

毎日1時間程度早めに出勤し、課題や研究活動の時間に充てました。帰宅後は疲れていても眠くなるまで1ページでも文献を読み、ゼミの準備をするように心がけました。ゼミでは自分の考えを言語化して伝えることの大切さを再認識。職場でのミーティングや研修で意図的に活用しています。